とある大学生がFXでお小遣いを稼げるようになるまで 【第1話 機械学習でいける説】
あらすじ
とある工学部情報系の大学に通う大学生,オレオ.
過去にバイトを経験し,肉体労働をしなくても楽にお金を稼げないかと思い,いろんなお金の稼ぎ方を模索している.
いろんな投資
オレオは以前からブログを少しずつ更新していたが,なかなか思うようにPV数(閲覧数)が増えずに悩んでいた.そんなとき,友人が株で儲けた話を聞き,いろいろと考える.
「ブログみたいにコツコツやるのもいけど,やっぱりお金を使う投資のほうが儲かるよな~」
投資で有名な株は以前からよく調べてはいたものの,なにかと手が出せずにいたオレオ.
いろんな投資を調べていると,ハイローオーストラリア(バイナリーオプション)というFXをわかりやすくした取引があることを知る.
ハイロー
このハイローを簡単に説明すると,注文時の為替レートが,一定時間後にそれより上がっているか,下がっているかを予想するだけの単純なトレードである.
ルールの単純さ,結果がすぐに出ることから,やり方を間違えるとただのギャンブルになる.
下のリンクからデモ版が体験できます.仮想の資金を使って,実際のレートでデモできるので普通に楽しめます.https://demotrade.highlow.com/
下の動画はギャンブル感覚でハイローをするとどうなるのかを学べる良い教育動画.
【フルフリ】78秒で105万をハイローで溶かす【ふわっち】【ニコ生】 FX
「株もいいけど,なんかハイローのほうが楽しそうだな.ハイローやってみたくなってきた」
いかにもカモになりそうなタイプだが,情報系を専攻しているオレオはここでひらめく.
「そうだ,よく聞く機械学習とやらをこれに使えば素人でも勝てるんじゃね?」
機械学習
FXの知識は皆無だが,過去の取引データを大量に食わせればベテラン並のトレードができるのではないかという,いかにも機械学習初心者ならではの発想.
もちろん,それには機械学習初心者なりの根拠があった.
- ハイローは上がっているか,下がっているかの2択を予想する単純さ
- 二項分布とか使えそう(小並感)
- 過去データなんてどうにか入手or生成できるやろ,という楽観的な考え
- 実際にお金を使わなくても正答率はわかる
「仮に,作成したモデルが素晴らしい正答率を出せばもう働かなくてよくなるし,使い物にならない正答率でも,ある程度の機械学習の知識が得られるっていう,メリットだらけやないかい」
ということでモチベが上がりまくったオレオ.
さっそくつまずく
しかし,ハイロー(バイナリーオプション)を色々調べているとショッキングな事実が明らかになる.
どうやら,バイナリーオプションは世界中で禁止されるようになったらしい.ただ,日本と何カ国かはまだ合法とのこと.
「仮にこのハイロー専用のモデルが完成したとしても,後で禁止になったら作った意味がなくなるな..」
「よし,じゃあFX用の機械学習モデルをつくるぞ!」
うん...いろいろと心配である.
じゃあFXやるか
FXとバイナリーオプションの違いについてはこちらをどうぞ
違いを簡単に説明すると,FXのほうがバイナリーオプションより取引が少し複雑です.
「あちゃあ,FXだと機械学習のモデルつくるの大変そうだな....」
「でも,やってみないとわからないよね!さっそく作っていくぞ!」
ということで,機械学習をするために実際にモデルを作成することになったオレオ.
次回はこちら.